2009年7月1日に行われた「NAVER日本事業戦略・サービス発表会」のプレゼンテーション内容をご覧いただけます。
(スピーカー: ネイバージャパン代表取締役 森川 亮)

日本進出までのプロセスになります。
ご存知の方も多いと思いますが、実は私どもNAVERは、以前、2001年にBtoBモデルのサービスを展開しておりました。
当時としては画期的な画像検索・動画検索・掲示板検索などを提供し、OCN様をはじめ、様々な会社様から高い評価をいただいておりました。
しかし、当時NAVERは韓国においてもまだまだ成長段階ということで、経営資源を集中させるために、一旦日本の市場から撤退をした次第でございます。
その後、韓国では順調に成長し、期が熟したということで、2007年、改めてネイバージャパンを設立いたしました。
その後、市場分析、技術開発、組織構築を進め、社内での二度にわたるα版の公開を経て、2009年6月15日よりクローズドβを開始し、本日、皆さまにお披露目ができるという段階にたどり着きました。

続いて、日本市場の進出の背景です。
5つ程ございますが、一つは日韓の類似性です。もちろん異なる部分も多々ありますが、文化的・地理的にも近いですし、また、言語面でも近いという部分がございます。
また、日本というのは世界的に見ても第二の経済大国でございますし、検索広告の市場というのも大きい市場でございます。
また、先ほどもお話しましたが、日本で一度サービスを行った経験がございますし、様々なノウハウもございます。
さらにNHN Japanとして、日本におけるインターネット事業のノウハウもございます。
そして最後に、後ほどコンセプトをお話しますが、NAVERのコア・コンセプトと親和性が高い、ということから、日本進出の判断を致した次第でございます。
従来インターネットの市場と申しますと、欧米中心に広がりを見せてまいりましたが、現在の経済の動向を見ますと、今後はアジアに移っていくのではないかと考えており、韓国の次に、この日本において存在感を示したいと考えております。

次に、NAVERのサービスを支える体制についてお話をしたいと思います。
以前日本でサービスを行っていたときに、やはり体制というものがとても重要だという認識がございまして、今回はしっかりと地盤を固めてまいりました。
ネイバージャパン株式会社、NHN Corporation、そしてNHST。この3社が融合し、協力して、このNAVERのサービスを立ち上げ、運営を進めていきます。
まずネイバージャパンの役割ですが、私どもはサービスの企画・開発、そしてデザイン・マーケティング、さらに事業戦略まで、独自で進めております。
そして、もう1社、NHN Corporationは、NAVERのサービスに関して、人的な支援や技術的な支援をする役割で協力をしております。
さらに、NHSTですが、こちらは検索の品質を管理する会社でございます。現在、中国の上海・大連、そして日本の福岡に拠点がございます。
なお、日本サービスは韓国NAVERのサービスを土台とはせず、原則的には、検索エンジン含め、ゼロベースで企画開発をしております。
NAVERは、このような体制の下、ユーザーの皆さまのニーズに適うサービスを提供していく所存です。